ふたご1

「マジカルバナナ♪ーバナナといったら真中(ヤ)。」

ふたご2 「違います。」

ふたご1

「中国と北朝鮮の国境地帯の白頭山(中国名長白山)の
山頂の湖で数十頭の怪物が泳いでいるのが目撃された
そうですよ。」

ふたご2 「怪獣ですか。」

ふたご1

「何しろ正体不明で100年ぐらい前から天池の怪獣という名で
地元では話題になっていたそうですよ。 」

ふたご2 「でもまあ場所が場所だけにちょっと調査も難しそうですね。」

ふたご1 「北朝鮮国内というのもありますが、特にこの白頭山は
「金正日総書記が生まれたとされている」場所ですから
一種の聖地扱いになっているのです。 」

ふたご2

「されているですか。」

ふたご1 「ですからこれは金正日総書記と何か関係があるのではないかと
いう線も十分に考えられるわけです。 」
ふたご2 「そういえば北朝鮮国内で白鷺の群れが朝鮮半島の形にならんで
止まったとか、めずらしい赤い鳥がどうのこうのとかいうのがありましたが。」

ふたご1

「中国では聖天子の時代には麒麟や鳳凰が現れるというのが
ありますから、それと同じような意味合いでしょうね。それは。
しかし今回のは中国側の人が目撃したというのですから
それとは考えにくいでしょう。 」

ふたご2 「じゃあいったいなんですか。」

ふたご1 「北朝鮮が核開発を進めているという話があるでしょう。」

ふたご2 「ありますね。」

ふたご1 「実はそれは北朝鮮の本当の計画のカモフラージュなのです。」

ふたご2 「本当の計画?とするとあの怪獣は兵器なのですか。」

ふたご1

「なるほど、金正日総書記は大の映画マニア。ゴジラシリーズも
大好きで、北朝鮮の怪獣映画プルガサリをも作ったという。
それだから怪獣型兵器を思いついても無理はないとは
思われたのでしょう。 」

ふたご2 「はあ。」
ふたご1

「甘いっ!」

ふたご2

「甘いかね。 」

ふたご1

「ラスクにへばりついた砂糖粒のように甘い。」



ふたご2

「単純に砂糖でいいじゃないか。 」

ふたご1 「核開発問題とリンクしているのが北朝鮮のエネルギー問題です。
まず北朝鮮内の工業を動かすには電力がいります。
また、北朝鮮は寒い国です。冬には暖房がいります。
KEDO事業で重油が無償供与されていたりしましたがそれもストップ。
何とかしてエネルギー問題を解決しなければそれこそ崩壊して
しまいます。」

ふたご2 「はあ。とするとエネルギー問題ですか。」

ふたご1 「そう、そして北朝鮮というのは中古自転車や中古自動車を
大量に輸入していました。これらには発電機がついています。
この発電機を使ってエネルギー問題を解決するのです。」

ふたご2 「まさか。」

ふたご1

「そう、この怪獣達に自転車をおもいくそこいでもらい、
北朝鮮国内の電力をまかなうという計画なのです! 」

ふたご2 「アホかっ!」

ふたご1

「問題は核開発がなぜこの計画のカムフラージュになるか
ということですが。」

ふたご2 「もっと重要な問題がいろいろありますが。」

ふたご1 「国土交通省が各地の観光事業計画に対する
一般の意見を募集し、その結果によって支援するかどうかを
決めることになったそうです。」

ふたご2

「それはいいですね。」

ふたご1 「よくあるでしょう。ほかのところとぜんぜん
代わり映えしないような観光地。そういうところに
客なんて来ないんですから、」

ふたご2

「まあそうですねえ。」

ふたご1 「どこもかしこもお土産は木刀と無事帰ると書かれたカエルと
通行手形ばかりで。 」

ふたご2

「まあお土産はびっくりするほど似てますね。」

ふたご1 「ですから今回も国土交通省も個性的な観光地を作るように
支援計画を立てたわけです。 」

ふたご2 「はあなるほど。」

ふたご1

「おかげで各地からは個性的な観光地アイデアが
続々と寄せられています。 」

ふたご2 「たとえばどんなのですか。」

ふたご1 「水玉模様の木刀やペイズリー柄の木刀など
個性的なアイデアが続々と! 」

ふたご2

「木刀かっ! 」

ふたご1 「中でもジュラルミン製の木刀というアイデアを寄せた
観光地の柔軟性に我々は期待したいですね。 」
ふたご2 「期待の意味がわかりませんが。」

ふたご1

「この観光地がすばらしいのは具体的な観光地全体の
イメージをプロデュースするという、ビジョンがはっきりして
いるところですね。」

ふたご2 「ほう、どんな感じですか。」

ふたご1 「その名も、「木刀の町、奈良」! 」

ふたご2 「もっとほかに誇るべきものがあるだろうがっ!」

7月18日、鹿木刀

 

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