ふたご1

「はいこんばんは。こんばんは。」

ふたご2 「こんばんは、こんばんは。」

ふたご1

「中国三国志演義学会常務副会長の沈伯俊氏が、
三国志の英雄、曹操と張飛が実は親戚同士だったのでは
ないか、という説を唱えているそうです。 」

ふたご2 「はあそうですか。」

ふたご1

「三国志をご存知の方なら、よくお分かりでしょうが、
曹操と、張飛の主君、劉備はライバル同士。
三国志演義などでは特に曹操に対して敵対心を
持つキャラクターとして描かれることが多い張飛と、
その敵曹操が、実は親戚同士だった。
なにか深いものを感じませんか。 」

ふたご2 「いや特に。」

ふたご1

「つまり三国志は壮大な身内けんかだったと
言い直すことができるのです。 」

ふたご2

「いや曹操と張飛だけじゃないんですか。」

ふたご1 「肉親の間で骨肉の争い!
まさに「三国志は鬼ばかり!」 」

ふたご2 「橋田壽賀子脚本にするな!」

ふたご1

「漢王朝の血を引く劉備(泉ピン子)は、関羽(角野卓三)、
張飛(えなりかずき)と力をあわせ、曹操(赤木春江)に
立ち向かって行く…。 」

ふたご2 「いやな武将達だなあ。」

ふたご1

「曹操の次なる目標は呉の地を治める、孫権(えなりかずき)。
孫権は、軍師である周瑜(えなりかずき)に相談する。
周瑜は劉備の軍師、諸葛孔明(えなりかずき)に連絡をとり、
曹操打倒のための連合軍を築きあげていった。
一方その頃孫権の部下、黄蓋(えなりかずき)は… 」

ふたご2 「全員えなりかっ!」

ふたご1

「なにしろ三国志はキャストが多いので、二役三役ぐらい
していただけないと。 」

ふたご2 「藤田朋子とか前田吟とか使えよ。」

ふたご1

「そちらは同時公開の「水滸伝は鬼ばかり」のほうに
お忙しいとのことで…。 」

ふたご2 「何でもやるなっ!」

ふたご1

「スルガ銀行が、手のひらの静脈で本人識別をする
バイオメトリクス口座を開設するそうですよ 。」

ふたご2

「キャッシュカード盗難とかありますからねえ。」

ふたご1 「手のひらの静脈の模様が成長しても変わらないことから
それを利用するという方式です。」

ふたご2 「手のひらだけでお金が引き出せるのですね。」

ふたご1 「これで、本人確認に免許証だという時代も
終わりを迎えるわけですよ。 」

ふたご2 「まあそうですねえ。」

ふたご1

「これで免許証も車を運転する時以外は無用の長物ですよ。」

ふたご2 「まあそうなりますかねえ。」

ふたご1

「はたしてこれでいいのか。」

ふたご2 「いいんじゃないですか、本来の意味からすれば。」

ふたご1

「そうは行きません。運転の時にしか使わないようでは、
免許証はどんどん退化していきます!
もっともっと免許証を利用していかなくては!」

ふたご2 「退化の意味がわかりませんが。」

ふたご1 「とりあえず運転免許証にやすりや方位磁石や
缶切りやナイフなどをつけてみましょう。 」

ふたご2

「アーミーナイフじゃないんですから。だいたい使い道が
わかりません。 」

ふたご1

「ハンドルや車体からバリが出ていたらやすりをかけたり
するのに使います。」

ふたご2

「そんなプラモデルみたいな車乗りたくないですが。」

ふたご1

「EU内の国の製品にメイドインEUの表記をするかどうかで
もめているそうですよ。 」

ふたご2 「まあヨーロッパの国ごとでイメージが違いますからねえ。」

ふたご1

「ブルガリアヨーグルトもEUヨーグルトとなりますし、
ドイツ車もEU車、フレンチキスもEUキスですよ。」

ふたご2 「情緒も何もないですね。」

ふたご1 「何しろヨーロッパは広くて、気候も何もぜんぜん違いますからね。
ポーランドとノルウェーとイタリアで取れるものの品質は
まったく違うのに同じEU産では区別がつきにくいです。 」

ふたご2

「そうですねえ。」

ふたご1 「映画などにも悪い影響をもたらしますよ。 」

ふたご2 「フランス映画とイタリア映画ではぜんぜん違いますからね。」

ふたご1

「いや、そうではなくて。 」

ふたご2

「なにがですか。 」

ふたご1 「映画の内容が変わってきますからね。 」

ふたご2 「どのへんがですか。」

ふたご1

「お決まりの名ゼリフが
『あたくし、生まれも育ちもEU、村の教会で産湯を使い、
姓はコルレオーネ、名はビトー、人呼んでゴッドファーザーと
発します。』となってしまうではないですか。 」

ふたご2 「別の映画やっ!」

1月16日、お馬のお首もまっかっか。

 

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