ふたご1

「江川卓氏の兄が中(あたる)という名前だという知識の利用法を知りませんか?」


ふたご2

「キン肉マンぐらいでしかつかえないでしょうが。」


ふたご1

「ブルネイでは政府主催で、各国の子供をあつめてロボット作りを行う合宿が行われているそうですよ。」


ふたご2
「ロボ作りですか。」

ふたご1

「こういう子供たちが集まる合宿というのは釣りをしたり虫を取ったり自然に触れ合ったりするものだと思っていたのですが。」


ふたご2

「自然のかけらもないですね。」


ふたご1

「せっかくブルネイまで来たのですから原油を掘ったり原油とたわむれたり原油をすすったりいろいろすることがありそうなものですが。」


ふたご2
「原油しかないんですかブルネイには。」
ふたご1

「ともかくも子供のうちに先端科学に興味を持ってもらうことで、自国の技術力を将来にわたって確保しようとするブルネイ政府の取り組みは見習うべき点が多いです。」


ふたご2

「そうですね。」


ふたご1

「日本もこういった合宿をやっていきましょう。」


ふたご2

「そうですね。」


ふたご1
「先端IT技術者養成のために、IT合宿とかですね。」

ふたご2
「ITですか。」

ふたご1

「合宿の期間中はずっとパソコンに向かって勉強です。」


ふたご2

「いやあのせっかくの合宿なんですからもうちょっとお互いのふれあいとかですね。」


ふたご1

「そのへんは相手のパソコンをいかにハッキングするかというふれあいが。」


ふたご2

「いやそういうふれあいではなく。」


ふたご1

「でも最終的には相手のパソコンに水をかけたほうが早いと気がつくふれあいです。」


ふたご2
「壊すな壊すな。」

ふたご1

「そして鼻や腹と拳のふれあいが。」


ふたご2
「ふれあいではなくどつきあいですよ。」

ふたご1

「最終的には河原に寝そべる子供たちにも友情が。」


ふたご2

「生まれなくていいです。」


ふたご1

「しかしそんな子供たちの前に、バイオテクノロジー合宿で8本の腕と毒針と翼を手に入れた子供の姿が!はたしてIT合宿とバイオテクノロジー合宿の決戦の行方は!?待て次号!」


ふたご2
「子供を何だと思っているんだ。」

ふたご1

「農業・食品産業技術総合研究機構東北農業研究センターが、甘い小麦を開発したそうです。」


ふたご2

「甘いですか。」


ふたご1

「普通の小麦の二倍の糖度を持つそうです。」


ふたご2

「ケーキ作りとかにつかうんですかね。」


ふたご1

「うどんでしょう。」


ふたご2
「いや甘いうどんはないでしょう。」
ふたご1
「そうですかねえ。うどんの本場、香川県ではあんもち雑煮という甘い雑煮が食べられています。機会さえあれば、うどんも甘くしてみたいと思うのが当然でしょう。」

ふたご2

「当然ですかねえ。」


ふたご1

「付け合せのてんぷらも甘くしたいでしょう。」


ふたご2

「そこまで甘くしたいですか。」


ふたご1

「新・讃岐名物甘てんぷら甘うどん甘です。」


ふたご2

「甘いにもほどがありますよ。」


ふたご1
「香川県では、『甘てんぷら甘うどん甘でも食べていっておくれやす』と言われたら、帰れと言う合図です。」

ふたご2
「心底から帰りたくなりますよ。」

ふたご1

「むろん海を渡った大阪でもお好み焼きも甘お好み焼き甘に。」


ふたご2

「甘いのは好まないでほしいですねえ。」


ふたご1
「それを食べた芸人たちが水をかぶった後につっこむ粉も甘です。」

ふたご2

「そこまで甘くされても。」


ふたご1
「ここまで甘くなると糖尿病も心配ですが。」

ふたご2
「そりゃそうです。」

ふたご1
「品種改良で甘インシュリンにしたので安心です。」

ふたご2
「安心のベクトルが違いすぎますよ。」

12月15日、「どっからきたんですか」「甘ですわ。」

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