ふたご1
「ジーンズの藍色は、ガラガラヘビとCIAをよける効果があるとして使われたのですね。」

ふたご2

「CIAをなめすぎですよ。」

ふたご1
「通貨統合されて久しいEUですが。」

ふたご2

「はい。」

ふたご1

「その最高額紙幣であるところの500ユーロ紙幣は、全流通量の四分の一がスペインに集中しているそうです。」

ふたご2
「なぜまたそんなことに。」

ふたご1

「金融当局はマネーロンダリングなどの違法行為に使われた可能性があると見ているそうです。」

ふたご2

「何か黒い動きがあるのですね。」

ふたご1

「しかし問題はそんな単純なものではないかもしれません。」

ふたご2
「なにがですか。」

ふたご1

「この問題と似たような問題が2000円札問題です。」

ふたご2
「めっきり見ませんが。」

ふたご1
「それもそのはず、ほとんどが沖縄県内で流通しているからだそうです。」

ふたご2
「なぜまた。」

ふたご1
「それは2000円札には沖縄のシンボル、守礼門がデザインされていることが原因です。」

ふたご2
「なるほど。」

ふたご1

「京都府宇治市のシンボル、平等院鳳凰堂がデザインされている10円玉のほとんどが宇治市内で流通しているのと同じことです。」

ふたご2

「そんなに集まられても。」

ふたご1

「このことから考えると500ユーロ紙幣には何かスペインを象徴する何かがデザインされているために、スペイン人に無性に好かれているのではないかと思われます。」

ふたご2

「どんなデザインなんですか。」

ふたご1

「ちなみにユーロ紙幣のデザインは、表には建築物、裏面には橋がデザインされています。」

ふたご2
「その建築物がスペインの象徴だったりするのですか。」

ふたご1

「いえ、これらはヨーロッパの歴史的建造物をあくまで象徴的に表現する架空の建物や橋を表現したものです。どこの国の橋とかというものではありません。」

ふたご2
「え。だったらスペインに関係ないじゃないですか。」

ふたご1

「ヨーロッパ全土で使われる紙幣ですよ。一国だけのデザインを強調するわけにもいかないではないですか。」

ふたご2

「いやまあそうなんですがさっき関係あるって。」

 

ふたご1
「ちなみにデザインしたのはオーストリア人ののロベルト・カリーナ氏です。」

ふたご2
「ますます関係ないじゃないですか。」

ふたご1

「甘いです。」

ふたご2

「なにがですか。」

ふたご1

「確かにカリーナ氏はどこの国にも偏らないようにデザインをしたはずです。しかし、カリーナ氏は無意識のうちにスペインを象徴するものを書き入れてしまったのです。」

ふたご2

「そうなんですか。」

ふたご1

「たとえばスペインといえば何をイメージしますか。」

ふたご2
「闘牛ですかねえ。」

ふたご1
「闘牛で使う布といえば?」

ふたご2

「赤ですか。」

ふたご1

「しかし500ユーロ紙幣は紫色。どっちかというと10ユーロ紙幣のほうが赤色です。」

ふたご2

「じゃあ聞くな。」

 

ふたご1

「色とかそういう問題ではなくもうちょっと目立つところです。」

ふたご2

「色以上に?」

ふたご1
「500ユーロ紙幣ですから、500という文字が大きく書かれています。」

ふたご2
「そりゃそうですね。」

ふたご1

「500ユーロは日本円にするとおよそ7万円ほどです。」

ふたご2

「はい。」

ふたご1
「もらったらかなり嬉しいですね。」

ふたご2

「そりゃそうですが。」

 

ふたご1
「その嬉しい状態で、スペイン特有の風習である昼寝、シエスタも気持ちよくできるというものです…」

ふたご2
「やっぱりデザイン関係ないっ!」

4月28日、10ユーロでも20ユーロでももらえれば嬉しい

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