ふたご1

「さらにビッグなアーティストになるために、『モーニング娘○』に改名!」


ふたご2

「音楽性の違い以前の問題で解散したくなりますね。」


ふたご1

「体重計や体脂肪計でおなじみのタニタですが。」


ふたご2
「はい。」

ふたご1

「このたび、新しい携帯用の測定器が発売される事となりました。」


ふたご2

「なんですか。」


ふたご1

「携帯用の尿糖計です。」


ふたご2
「尿ですか。」
ふたご1

「これでいつでもどこでも尿に糖が降りているかどうかが調べられるわけです。」


ふたご2

「まあいつでもどこでもと言うわけにはいかないですが。」


ふたご1

「ペットボトルと組み合わせればいつでもどこでも。」


ふたご2

「組み合わせるな。」


ふたご1

「しかしこういう測定器というものの進歩はすさまじいですね。」


ふたご2

「そうですね。」


ふたご1

「血圧も指先だけではかれるようになりました。」


ふたご2

「なりましたねえ。」


ふたご1

「体温も耳に入れるだけではかれるようになりました。」


ふたご2

「ありますね耳温計。」


ふたご1

「いずれは鼻に入れるだけで尿のほうもはかれるようになるのでしょう。」


ふたご2

「鼻から尿が出てくるようなら即刻入院した方がいいですが。」


ふたご1

「このように、測定というのは徐々に手軽にできるようになってきているのです。」


ふたご2
「技術の進歩ですね。」

ふたご1

「ということはですね。」


ふたご2

「はい。」


ふたご1

「これは新たなコミュニケーションの手段となるのではないでしょうか。」


ふたご2

「なんですかそれは。」


ふたご1

「電話は携帯できるようになってから、コミュニケーションの場や形も変わりました。」


ふたご2

「まあ固定電話ばかりだったころとは違いますね。」


ふたご1

「つまり電話が一家に一台しかないものから、手軽で持ち運べるものになったために、このような変化がもたらされたのです。」


ふたご2

「そうですね。」


ふたご1

「つまり測定器もこうやって自在に持ち運べるようになったら、新たなコミュニケーションの局面が生まれると言うことなのです。」


ふたご2

「いや、まったく納得できませんが。」


ふたご1

「携帯電話により一番コミュニケーションの方法を変化させたのは若年層でした。」


ふたご2

「はあ。」


ふたご1
「測定器が携帯できれば、健康と病気の話が大好きな中高年層のコミュニケーションが変化するのです!」
ふたご2

「…そうですか?」


ふたご1

「たとえば今の中高年は立ち飲み屋で焼き鳥にビールがコミュニケーション、いわゆる飲みニケーションです。」


ふたご2

「時代を感じる言葉ですね。」


ふたご1

「しかし、携帯型の尿糖計や尿酸計が普及すれば、立ち尿屋で尿の測定をしあうコミュニケーションが!」


ふたご2

「なんだ立ち尿屋って。」


ふたご1

「お前また糖が出たな、いやお前の尿酸値こそと、ひとしきり盛り上がるバーです。」


ふたご2
「嫌なコミュニケーションだなあ。」

ふたご1

「いわゆる尿見ニケーションです。」


ふたご2

「やかましい。」


ふたご1

「そして血圧バーや体脂肪バーなどが続々と出来るでしょう。」


ふたご2

「いやだなあ。」


ふたご1

「いわゆる血見ニケーションに油見ニケーションですよ。」


ふたご2
「なにがいわゆるか。」

5月23日、5月はしばきあいで血が見れるぞ♪(日本全国血見音頭)。

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