ふたご1

「トラだ、トラだ、お前はトラコーマになるのだ!」

ふたご2 「結膜炎はいやです。」

ふたご1

「山梨県のサントリー白州蒸溜所では毎年
推理小説家たちがオリジナルブレンドのウィスキー、「謎」を
作っているのだそうです。 」

ふたご2 「謎、ですか。」

ふたご1

「栓が完全にふさがれているのに一体どうやって
中にウィスキーを入れたのか。 」

ふたご2 「入れてからふたをしたわけであってやね。」

ふたご1 「まさに密室ウィスキー。 」

ふたご2

「密室じゃないほうが大変ですが。」

ふたご1 「来年からは推理小説家以外の人にも挑戦してほしいですね。」

ふたご2 「以外って。」

ふたご1

「時代小説家オリジナルの「切腹」とか。」

ふたご2 「もっとほかにあるでしょう。」

ふたご1 「ほかのに比べて五臓六腑に染み渡りやすいです。」

ふたご2 「開けてるけどね。」

ふたご1 「これを飲むと腹を割った話もしやすいと。」

ふたご2 「開いてるからね。」

ふたご1

「そんな「切腹」に魅せられた小説家、切腹小説家たちが
集まってさらにオリジナルブレンドウィスキーを。 」

ふたご2 「なんだ切腹小説家。」
ふたご1

「その名も「収納スペース」」

ふたご2

「いや開いてるけどね。」

ふたご1

「ものまねの江戸家小猫さんが絶滅危惧種のエトピリカの
鳴きまねをして保護活動に協力しようという試みを
されているそうです。」



ふたご2

「ものまねですか。」

ふたご1 「問題は似ているかどうかなかなか判断できないところなのですが。」
ふたご2 「まあ絶滅危惧種じゃなあ。」

ふたご1 「ハッチポッチテーションでのグッチ祐三さんの外タレの
歌まねを子供たちが理解できないようなものです。 」

ふたご2 「まあたしかに。」

ふたご1

「しかし、こうして物まねをすることによって本物のことがよくわかるということが
あるのです。コロッケさんのものまねにより美川憲一が蘇ったように。 」

ふたご2 「そういうこともありますねえ。」

ふたご1

「ですから小猫さんには、世間にいろんな問題をわかってもらうためにも
次々に新しいものまねにチャレンジしてもらいたいものです。 」

ふたご2 「なるほどねえ。」

ふたご1 「たとえば邪馬台国の女王卑弥呼のものまねをしてもらいます。」

ふたご2

「ったって、そんなものまね誰もわかりませんがな。」

ふたご1 「ですから本物をわかってもらういい機会になると。 」

ふたご2

「その本物が誰もわからないといってるんですが。」

ふたご1 「なに、ものまねを聞いていればだいたい本物がどんなものか
わかりますよ。」

ふたご2

「いや、だから本物のこえがわからないんですって。」

ふたご1 「わからないのはあなたですよ。 」

ふたご2 「おまえの言うことが訳わからんわっ!」

ふたご1

「なんだとこの野郎!このわからず屋っ! 」

ふたご2 「逆切れもはなはだしいわっ!」

ふたご1 「ちょっと待ってろ!今江戸家小猫さんを呼んできてやるっ!」

ふたご2

「何でだよ。 」

ふたご1 「お前のものまねをしてもらって、お前のわけを
わかるようにしてもらうのだっ!」
ふたご2 「わけのわからんことをいうなっ!」

ふたご1

「ようし、連れてきたぞっ!小猫さん、おねがいします!」

ふたご2 「わあ。」

ふたご1 「コンバンワァ、江戸家ァ、小猫です。」

ふたご2 「実態に基づかないものまねをするなっ!」

8月8日、シュワルツネッガーだけでなく、アーノルド坊やも出馬

 

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