ふたご1 「地球にやさしい裏切り者です。」
ふたご2

「いい意味ですか悪い意味ですか。」

ふたご1

「フランスのシャンゼリゼ通りを車で猛スピードで爆走するなどと
リビアのカダフィ大佐の息子が大暴れしたそうです。」

ふたご2

「独裁者の息子はたいへんですね。」

ふたご1

「おとなしくディズニーランドにいくなどで我慢してくれたらいいのに。」

ふたご2 「それは別の国の息子ですよ。」

ふたご1

「このカダフィ大佐の息子はスピード違反だけではなく、
止めに入った警察官を殴るなどしましたが、外交官特権で
逮捕されることもなく。」

ふたご2

「怖いものなしですねえ。」

ふたご1 「まあ父親のカダフィ大佐以外には止める人もいないのでしょうねえ。
いわば普段の人生もスピード違反ですよ。」

ふたご2 「たいしてうまくないですよ。」

ふたご1

「まあフセイン大統領の息子のウダイさんや金正日総書記の息子の
金正男さんなどと、独裁者の息子の教育には独裁者の方々も
困ってらっしゃるのだなあということは伝わってきますね。」

ふたご2 「周りの人や国民のほうがもっと困っているとは思いますが。」

ふたご1 「そこで独裁者の息子の方を教育するための方法を考えました。」

ふたご2 「なんでしょうか。」

ふたご1 「独裁者というのは一人でたくさんの人を率いねばなりません。
将来の独裁者となる独裁者の息子さんには、そうなるための修行を
積んでもらわねばなりません。」

ふたご2 「いいのか独裁者にして。」

ふたご1

「独裁者になるためには率いられるものの気持ちをわからねばなりません。」

ふたご2 「まあそうかもしれませんが。」

ふたご1

「率いられるといえば、西遊記です。」

ふたご2

「ですか?」

ふたご1

「独裁者の息子さんたちには三蔵法師に率いられて、
天竺にありがたいお経を取りに行っていただきます。」

ふたご2

「いまさらシルクロードを馬で行かなくても。」

ふたご1 「どんなにたくさんの妖怪があらわれても、息子さんたちは得意のパパの力で
見事撃退。」

ふたご2 「結局使うのはパパの力か。」

ふたご1

「艱難辛苦の末、天竺にたどり着いた息子さんたちは、こう思うわけです。
『ああ、やっぱり僕にはパパの力が必要だなあ』、と実感できるわけです。 」

ふたご2 「してどうするっ!」

ふたご1 「帰国すればパパの力を思う存分使って大活躍ですよ。」

ふたご2

「何も変わってないがな。」

ふたご1

「任天堂の山内溥前社長が小倉百人一首の殿堂、時雨殿の
建設に10数億円の寄付をしたそうです。」

ふたご2 「さすがは任天堂前社長だけあってやることが豪快ですね。」

ふたご1 「任天堂はいまでこそゲーム会社の雄ですが、もとはといえば
百人一首カルタや花札の販売の会社だったのです。ですから
創業の百人一首を忘れていないよということです。」

ふたご2

「その心は大切ですねえ。」

ふたご1

「次はぜひ花札の殿堂を。 」

ふたご2

「どこに建てたらいいんですかそれは。」

ふたご1

「そして光線銃の殿堂も。」

ふたご2 「もう誰も覚えていませんよ。」

ふたご1

「さらにバーチャルボーイの殿堂を。」

ふたご2 「それはむしろみんな忘れたい。」

ふたご1 「しかし、この殿堂の中身はまだ建設中なのでよくわかっていません。」

ふたご2

「殿堂というからにはどんなものがあるんでしょうかねえ」

ふたご1

「たとえば日清製粉のインスタントラーメン発明記念館と
いうのがありまして、ここはチキンラーメンを自分で作れるなどの
ほかでは出来ない体験が出来たり するのです。
この百人一首の殿堂でもそういったほかでは出来ないアトラクションが
あったりするといいですね。」

ふたご2

「そうですね。」

ふたご1 「たとえば本物の坊主をめくれたり。」

ふたご2 「本物の坊主をめくってどうしますか。」

ふたご1

「百人一首の遊び方といえば坊主めくりでしょうが。」

ふたご2

「いや本来の遊び方とは違うんじゃないですか。」

ふたご1

「あとは本物の坊主疾風怒濤ハリケーン蝉丸ボンバー体験とか。」

ふたご2 「君の地方ではどんな遊び方をしているのだ。」

10月1日、凡河内躬恒ディスティニームーンランデブー

 

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