ふたご1

「箱根八里は馬でも越すが越すに越されぬ大丼川。 」

ふたご2

「古典的なことを字数を使ってやらないでください。」

ふたご1

「なんだかんだと会った今週ですが。」

ふたご2

「ありすぎですね。」

ふたご1

「長野県佐久市のJA佐久浅間が、レタスで作った焼酎『萵苣』の
販売を始めたそうです。」

ふたご2 「レタスですか。」

ふたご1

「ちしゃとよみます。レタスの和名だそうです。」

ふたご2

「へええ。」

ふたご1 「一流の酒飲みはドレッシングだけをつまみに飲むといいます。」

ふたご2 「いや塩だけつまみにするといいますがね。」

ふたご1 「北条時頼は、急な来客の際につまみがなかったので、戸棚に残っていたベーコンとトマトとパンをつまみにして飲むといいます。」

ふたご2 「BLTサンドにするな時頼。」

ふたご1 「しかしなんでも酒になるものですね。」

ふたご2 「そうですねえ。」

ふたご1 「モンゴルなどでは馬乳酒が。」

ふたご2 「馬の乳からですか。」

ふたご1

「日本にも母乳で酒を作ろうともくろむ赤子がいるかもしれませんね。」

ふたご2

「そんな探偵ナイトスクープみたいな赤子がいるものか。」

ふたご1

「インテルが、中国四川省臥龍自然保護区に、ブロードバンドとワイヤレス通信ネットワークを導入したと発表したそうです。」

ふたご2

「なぜまた自然保護区に。」

ふたご1

「この臥龍自然保護区というのはパンダの生息地なので、管理施設や研究施設などがあつまっています。その研究者達のデータのやり取りがスムーズになり、パンダの保護の役立つのだといいます。」

ふたご2

「なるほどねえ。」

ふたご1 「ゆくゆくはパンダ本体にもインテル入ってるようになり、管理されたパンダたちはインテルに支配されるのです。」

ふたご2

「昔のSFか。」

ふたご1

「まあインテルはともかく野生動物などにチップを埋め込むのは実際自然保護の現場ではよく使われることなのだそうです。」

ふたご2 「渡り鳥に発信機をつけたりするようなものですね。」

ふたご1 「そう、それをつけていることで野生動物たちがどこに逃げようが隠れようがすぐわかるわけです。」

ふたご2

「若干表現が気になりますが。」

ふたご1 「いわば地球というのは野生動物陣営と人間陣営の二つに二分された冷戦構造なのですから。」

ふたご2 「冷戦?」

ふたご1

「野生動物たちは、水にとけるメモなどのついた野生動物手帳などを駆使して必死に人間界のエージェントの手から逃れるわけですよ。」

ふたご2

「昔のスパイ小説か。」

ふたご1

「スパイはともかく最近ではGPSも手軽に利用できるようになりましたので、追跡も楽になり、さらに技術の進歩でいろいろな機器も小型化して埋め込めるのでさまざまなその他のデータなども遅れるようになったわけです。」

ふたご2

「へえ。その他のデータというのはなんですか?」

ふたご1

「たとえば心拍数とか。」

ふたご2 「心拍数?」

ふたご1

「心臓が弱い野生動物用には微弱電流を流して心機能の補助を行なったりもします。」

ふたご2 「ペースメーカーですか。」

ふたご1 「そういうわけで野生動物の方々には携帯電話のご使用をお控えくださいということです。」

ふたご2

「優先座席付近か。」

ふたご1

「そんな中国で来年打ち上げ予定の有人宇宙船『神舟6号』で、宇宙食にアワビや車エビ、豚肉の醤油煮込みなどの本格中華が取り入れられることになったそうです」

ふたご2

「日本人宇宙飛行士毛利衛さんも納豆を宇宙食にしたかったそうですから、宇宙でも故郷の味が食べたくなるものなのですかねえ。」

ふたご1 「それはそうでしょうねえ。将来宇宙飛行士の数が増えれば、それだけ世界各国の珍味が宇宙食となる日も来るのでしょう。」

ふたご2 「どんなのがでるんでしょうかねえ。」

ふたご1

「そうですね、おろしそばとか、へしこ漬けとか、越前ガニとか、ソースカツ丼とか…。」

ふたご2

「世界各国といったわりには福井県名物だけじゃないですか。それ以外にもあるでしょう。」

ふたご1

「そうですね、サーベルとか、ガソリンとか、金魚とか…。」

ふたご2 「大道芸関係以外で。」

10月29日、罰ゲーム用に青汁もどうぞ

 

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