2004年3月26日のふたご対談　週刊WEBマガジンSAKANAFISH

ふたご１	「歯が痛い…だが、虫歯予防デーまで持ちこたえれば何とか… 。」
ふたご２	「なりゃしません。」
ふたご１	「NHK教育での放送が終了することが決まっているセサミストリート日本語版ですが、テレビ東京系列で放送されることが決まったそうです。」
ふたご２	「それは珍しいことですねえ。」
ふたご１	「再開後のタイトルは『演歌のゴマ道』。」
ふたご２	「それだと別番組ですよ。」
ふたご１	「これは、いかにセサミストリートが人々に親しまれていたかということを証明する事なのですね。」
ふたご２	「そうかもしれませんね。」
ふたご１	「あんな番組やこんな番組なら多局が放映を引き継いだりはしなかったでしょう。」
ふたご２	「まあそんな番組もありますねえ。」
ふたご１	「セサミストリートはアメリカの子供たちだけでなく、私たちの心の奥底のささえとなっているのです。いわば現在の日本人の心のふるさとといってもいいでしょう。」
ふたご２	「そこまでいうと言いすぎのような気もしますが。」
ふたご１	「そんなことはないですよ。」
ふたご２	「そんなに子供の頃にセサミストリートを見た記憶はないですが。」
ふたご１	「ほら、こうして目を閉じてくると、あのキャラクター達の姿が思い浮かぶじゃないですか。」
ふたご２	「そうですかねえ。」
ふたご１	「ほら、あの赤くてもじゃもじゃとした奴や、黄色くてもじゃもじゃの奴や、青くてもじゃもじゃとした彼らの姿が…。」
ふたご２	「名前で言えやっ!!」
ふたご１	「すいませんよく知りませんセサミストリート。」
ふたご２	「そんなことだろうと思いましたよ。」
ふたご１	「今度から放映されるテレビ東京版ではもう少し日本人にわかりやすいキャラクター設定をしていただけるとありがたいですね。」
ふたご２	「子供番組なんだから、子供にわかりやすいキャラ設定にしてるとは思うんですがね。」
ふたご１	「それはアメリカ人の子供にわかりやすい設定であって、日本人の子供にではないではないですか。もう少し日本への配慮を示していただきたいとこのウェッブペイジをアメリカにも向けて発信する次第です。」
ふたご２	「たぶん見ないとは思いますが。」
ふたご１	「ですから新しい日本版ではキャラクター達のもじゃもじゃの毛を変化させて、ちょんまげにするのです。」
ふたご２	「まげ。」
ふたご１	「こうすれば、日本人たちの子供はキャラクター達の身分や所属する藩もわかって一石二鳥です！」
ふたご２	「ああ、武士のちょんまげは藩ごとに違っていたかららしいねえってアホかっ!! 」
ふたご１	「ムツゴロウ王国が東京に移転するという話がありますが。」
ふたご２	「ありますね。」
ふたご１	「しかしそれには一つ大きな障害があるそうです。」
ふたご２	「なんでしょうか。」
ふたご１	「それは北海道に生息する寄生虫、エキノコックスが本州に感染拡大する恐れがあるということなのです。」
ふたご２	「『ブラックジャック』で人にも感染する寄生虫だということを知りましたが。」
ふたご１	「そうです。このエキノコックスはキタキツネや犬などのイヌ科の動物のフンを食べた野ネズミを介して感染します。ですから本土に移入するにあたっては、その動物にエキノコックスがいないかどうかを検査すれば、感染の危険性はずいぶんと減らせるはずです。」
ふたご２	「そうですね、空気感染するウィルスとかでないのであれば。」
ふたご１	「ちゃんと田中邦衛さんや中島朋子さんや吉岡秀隆さんも検査してから本土に帰ってこられたそうです。」
ふたご２	「いや、キタキツネや野ネズミを食うシーンとかは無かったでしょうが。」
ふたご１	「呼ぶだけ呼んどいて食いもしないとは、そんなことで北の国の厳しい大自然を生き抜けたとはおもえませんが。」
ふたご２	「そんな生き物地球紀行のようなドラマではなかったと思いますが。」
ふたご１	「最終的には北の国を生き抜いた王者と南の国を生き抜いた王者が戦ったらどちらが強いの？というのが最重要なテーマでは。」
ふたご２	「子供向け動物本じゃないですか。」
ふたご１	「最終回はそれぞれ生きている環境が違うのでくらべられないということがわかって大団円。」
ふたご２	「なるか大団円。」
ふたご１	「つまり強さが正義なのではない、正義が強さなのだということです。」
ふたご２	「まったくわかんねえよ。」
ふたご１	「西の国や東の国に住む我々も、いつか強くなるために努力しなければなりませんね。」
ふたご２	「完全に間違った努力をしたいのであればとめませんが。」
3月26日、ブラックジャックではエヒノコックス
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