ふたご1 「蒸し暑いことこの上ない昨今ですが、梅雨はもう明けましたか、
平安時代はもう明けましたか。」
ふたご2 「800年ぐらい前には明けてますよ。」

ふたご1

「来年一月までに行なわれるイラクの総選挙に、450の政党が
出馬準備をしているそうです。 」

ふたご2 「多いですねえ。」

ふたご1

「いままでフセイン政権のバース党ひとつでしたから、これは
イラク人もたいへんです。 」

ふたご2 「選択の幅が広がりすぎですね。」

ふたご1

「オマリー党やパチョレック党やジョーンズ党やキーオ党や
バッキー党やアリアス党や。 」

ふたご2

「バース党を元阪神のバース的感覚でとらえるネタはおそらく
だいぶ使うのが遅いですよあなた。」

ふたご1 「しかし450もあるとこっそり日本の政党が混じっていても
わからないかもしれません。 」

ふたご2 「いやさすがにそれは。」

ふたご1

「気がつくと日本愛酢党や「開星論」のUFO党が
政権を握っているかもしれません。 」

ふたご2 「どんなにうっかりしていてもそんなことにはならんでしょうが。」

ふたご1

「そういうことになればアラブの石油王だけでなく
酢王も生まれることに!」

ふたご2 「意味のない効果だなあ。」

ふたご1

「イラクに戦争を仕掛けてきても、
石油目当ての戦争と言われずに、酢目当ての戦争と
言われるようになる効果が!」

ふたご2 「いらん効果ですが。」

ふたご1

「ペルシャ湾で酢とキュウリと春雨にまみれたかわいそうな鳥達。」

ふたご2 「単なる酢の物ですよ。」

ふたご1

「フランスの電力公社の一部民営化に反対する労働組合が、
政治家の自宅などの近辺への送電を一時停止するという
抗議活動を行なったそうです。 」

ふたご2

「まわりの人はええ迷惑ですよ。」

ふたご1

「こういう抗議活動をされるとたまりませんね。」

ふたご2

「そうですねえ。」

ふたご1 「もし自分の家の近くに下水道の民営化を唱える政治家が
いたらと思うともう、夜も寝られません。 」

ふたご2 「うわあ逆流する逆流する。」

ふたご1

「しかし政治家たるもの、こういったライフラインの改革を
行なわないわけにはまいりません。
しかし、今回のようなことになって、周囲に迷惑をかければ
改革をやめろという政治家本人への圧力も強まります。 」

ふたご2 「まわりの人はいい迷惑ですからね。」

ふたご1 「パソコンも使えずいらだつ夫。ゲームのデータがとんだと泣く子供。
電子レンジが使えないと怒る妻。」
ふたご2

「電気なしはつらいですからね。」

ふたご1

「ダーリン、どうしてくれるっちゃー!と抗議の声も巻き起こります。」

ふたご2 「その抗議の声をあげている人は自分で電気を起こせませんか。」

ふたご1 「ぴか?」

ふたご2

「やかましい。」

ふたご1

「とにかく政治家と言うのはこうした各方面からの圧力を
受けないような生き方をすることがこれからは大切です。」

ふたご2

「まあそれは理想かもしれませんが。」

ふたご1

「ですから、こういった抗議活動をしても仕方がないと思わせるように
極力自給自足を心がけていただきたい。」

ふたご2 「自給自足ですか。」

ふたご1

「まずは電力を供給するために一日中自転車をこいでもらいまして。 」

ふたご2 「地道な電力供給ですねえ。」

ふたご1 「水は自宅の神泉苑で雨ごいなどしてもらいまして。 」

ふたご2

「空海ではないのですから。」

ふたご1

「下水道は自宅に野ツボなどを作ってもらいまして。」

ふたご2

「肥だめですか。」

ふたご1 「国民のコエもフンだんに取り入れていただきたいものです。 」

ふたご2

「わあなんと言う古めかしさ。」

ふたご1

「中に山吹色の手土産なども。」

ふたご2 「いやな山吹色ですね。」

ふたご1

「そういうやりかたで腐敗した政治を改革してもらいたいです。」

ふたご2 「腐敗していたほうがましな気がしますが。」

6月18日、東方腐敗

 

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