ふたご1

「母さんおこたを叩きましょう。」

ふたご2

「反こたつのラッタイド運動でもはじまったのですか。」

ふたご1 「オランダで元諜報員の暴露本が話題となっているそうです。」

ふたご2

「なんでしょうか。」

ふたご1

「その中で、冷戦時代に、『オランダ・マルクス・レーニン主義者党』というニセ政党を作って中国側の様子を探っていたということが明らかになったそうです。」

ふたご2 「ニセ政党ですか。」

ふたご1

「書記長になりすました諜報員が、北京に招かれて毛沢東や周恩来と握手したり、中国から補助金をもらったりしていたそうです。」

ふたご2

「なりすましましたねえ。」

ふたご1

「こういったスパイ組織といえばアメリカ、ソ連、イギリス、イスラエルが有名ですが、まさかオランダにまであったとは。」

ふたご2 「あるものですねえ。」

ふたご1 「そして、ここまで中国当局を見事にだましおおせたのはオランダの情報機関が相当優秀だったということです。」

ふたご2 「そうですねえ。」

ふたご1 「そういった優秀さもこの工作の各所に如実にあらわれています。」

ふたご2 「そうなんですか。」
ふたご1 「毛沢東主席との会食中にも器用に箸を使いこなしたり。」

ふたご2 「えらいこまかいところですね。」

ふたご1

「『これ木靴アルヨ。』『チューリップハットアル。』などと言葉遣いも苦労して。」

ふたご2

「チューリップハットはあるのかオランダに。」

ふたご1

「そしてオランダの堤防を万里の長城化した写真などを見せてご機嫌をとったといいます。」

ふたご2 「そこまでいったら疑わしくて仕方がないですが。」

ふたご1

「明治乳業が14日に発売を予定している『母乳サイエンスミルク 明治ほほえみ』が、不当表示だとして日本母乳哺育学会から名称変更を求められているそうです。」

ふたご2

「そうなんですか。」

ふたご1 「明治乳業は粉ミルクの成分を母乳に近づけたとして『母乳サイエンスミルク』と名づけたのですが、母乳そのものと同じ成分と勘違いされるとして日本母乳哺育学会は抗議しているわけです。」

ふたご2

「なるほどねえ。」

ふたご1

「母乳には粉ミルクと違って、子供に免疫物質を与えたりする効果があるのです。ですから現段階では母乳とまったく同じというわけではありません。母乳サイエンスミルクという名前はたしかに混同を招くかもしれません。」

ふたご2 「そうですねえ。」

ふたご1

「そんなわけで新しい名前を考えました。」

ふたご2

「はいそれは。」

ふたご1 「名づけて『父乳サイエンスミルク・ひげあと』!」

ふたご2 「びっくり人間かっ!」

ふたご1

「これならいかなる人間でも母乳と間違えないでしょう。」

ふたご2

「間違っても子供に飲ませたくありませんよ。」

ふたご1

「哺乳類の精子が卵子と融合するのに欠かせないたんぱく質を、大阪大遺伝情報実験センターの岡部勝教授らの研究チームが発見しそたうです。 」

ふたご2

「なるほど。」

ふたご1

「縁結びの神様である出雲大社と結びつけて、『Izumo』と名づけたそうです。」

ふたご2 「なるほど。」

ふたご1 「やがてはこの結合をはがすたんぱく質が発見されて『Toukeiji』となづけられたりもするのでしょうか。」

ふたご2 「縁切り寺ですがね東慶寺。」

ふたご1

「徐々に生命誕生の神秘が解き明かされようとしているわけですよ。」

ふたご2

「まあDNAとかの解明も進んでますしね。」

ふたご1

「コウノトリの飛ぶ仕組みなども解明されていくでしょうし。」

ふたご2

「えらいまたメルヘンチックな。」

ふたご1 「キャベツ畑から生まれた子供はなぜぶさいくなのかとか。」

ふたご2 「誰も覚えてませんよキャベツ畑人形。」

ふたご1

「そしてなぜひざに生まれた生命は顔だけなのか。」

ふたご2

「それは人面疽ですよ。」

ふたご1 「そしてなぜあの天井の模様は私を見て笑っているのか。」
ふたご2

「別の解明をしてもらったほうがいいですね。」

3月11日、死ぬな、生命!

 

SAKANAFISHホームへ

過去のふたご対談