ふたご1 「疾きことカゼイシロタ株の如し、静かなること林家パー子の如し、侵略すること日野日出志、動かざること山野愛子美容室の如し。」

ふたご2

「人の生き方にがたがた言っても始まりませんがね。」

ふたご1 「モスクワで対独戦勝60周年記念式典が開かれたそうですが。」

ふたご2

「はい。」

ふたご1

「こういう行事になるとロシア空軍は首都付近に化学薬品をばらまいて、何が何でも晴れにするというプロジェクトを行なっているのですが、今回は失敗に終わったそうです。」

ふたご2 「雨ですか。」

ふたご1

「2年前のサンクト・ペテルブルク建都300周年記念行事でもやったのですが、また雨という結果に。ソ連解体以降のロシアの威信の低下が深刻となっているわけです。」

ふたご2

「特に国家の威信と天候は関係ないと思いますが。」

ふたご1

「昔の人はよく言ったものです。『皆様の想いが天に通じて、このような快晴となりました。』と。」

ふたご2 「それは昔の人ではなくて、運動会の時の校長先生では。」

ふたご1 「ロシアの人口低下は著しく、50年後には一億人を割ると見られています。そのような状態ですので、ロシア国民の天候にかける意気込みの総量も減少しているのです。これはこのまま放置しておくと、対独戦勝61周年記念式典も、対独戦勝62周年記念式典も、対独戦勝63周年記念式典も雨になってしまうかもしれません。」

ふたご2 「まあそれくらいだったら別にいいと思いますが。 」

ふたご1 「冬将軍も梅雨軍曹ぐらいになってしまうかもしれないのですよ。」

ふたご2 「いや季節の問題ですから。」
ふたご1 「とりあえず明日からロシア人の方には天気のことだけを考えていただきたいです。」

ふたご2 「それは無理というものですが。」

ふたご1

「ではプーチン大統領の頭のことを考えるのでもいいです。」

ふたご2

「ロシアでも光るとたとえるんですかね。」

ふたご1

「インドではヒンズー教の教えにより、牛が神聖な動物とされて道端に寝転がっていたりするのですが、これからはニューデリー市街地から牛を排除することとなったそうです。」

ふたご2 「そうなんですか。」

ふたご1

「なにしろ牛に市民が襲われて死亡するという事件もあったりしたそうです。このままではスペイン首脳のインド訪問も困難です。常任理事国入りを目指すインドとしてもこのままほってはおかれません。」

ふたご2

「スペイン人が全員闘牛士だと思ったら大間違いですよ。」

ふたご1 「実はこれらの牛のほとんどは飼い主がえさ代を節約するために放牧しているので、飼い主がわかるように全ての牛に電子チップを埋め込む計画なのだそうです。」

ふたご2

「なるほど。」

ふたご1 「しかしニューデリー市内だけでも二万八千頭の牛がいるのでこれに全て電子チップを埋め込むのはたいへんな作業です。」

ふたご2 「そうでしょうねえ。」

ふたご1

「全然チップを埋め込まれない牛もいるかと思えば、間違って三つも四つもチップを埋め込まれてしまう牛も出てくるかもしれません。」

ふたご2

「まあそんなことになるかもしれませんが。」

ふたご1 「300も400も埋め込まれると、もはや電子チップか牛か区別がつかなくなってくる次第です。」

ふたご2 「そこまで行ったらさすがに気づくと思いますが。」

ふたご1

「もはや牛サイボーグです。」

ふたご2

「何がもはやか。」

ふたご1

「牛に対してひどい扱いをしだしたインド政府を倒すために立ち上がってしまうかもしれません。」

ふたご2

「牛が。」

ふたご1

「IT大国インドの技術の粋を極めた電子チップを埋め込まれたサイボーグ牛が相手となっては、さしものインド政府も苦戦します。」

ふたご2 「そもそも戦闘用のチップを埋め込む計画があったとは思えませんが。」

ふたご1 「驚異的な破壊力のメカはんすうにインド軍の精鋭SCTU(特殊対テロリスト部隊)も防戦一方。」

ふたご2 「どういう技だ。」

ふたご1

「苦戦したインド政府はついに最終決断を下します。」

ふたご2

「なんですか。」

ふたご1

「スペイン政府に協力を要請するのです。」

ふたご2

「ああ闘牛士。」

ふたご1 「BRIPAC(陸軍パラシュート旅団)内の精鋭闘牛士部隊が次第にサイボーグ牛を追い詰める。しかし、サイボーグ牛の攻撃もはげしく、攻撃をかわすので精一杯。」

ふたご2 「はあ。」

ふたご1

「そこで隙を見つけてドイツGSG-9(連邦国境警備隊第9対テロ部隊)のビール部隊がサイボーグ牛にビールを飲ませてノックアウト。」

ふたご2

「なんだそりゃ。」

ふたご1 「そして日本の陸上自衛隊第一空挺団所属のスキヤキ部隊がおいしく調理して各国特殊部隊の労をねぎらうのです。」
ふたご2

「神聖な動物だったんじゃないのか。」

5月13日、夏はさっぱり、和風おろしサイボーグに。

 

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