このコンテンツは複雑に入り組んだ現代に鋭いメスを入れるべく、
先週に世界やら日本やらその辺で起こったさまざまな出来事を、
そこらへんでウダウダと双子が語り合う、毒にも薬にもならないものである!


  
ふたご1

「伊達吉村ー!後ろ後ろー!」


ふたご2

「まだコンビ名が決まっていない若手芸人のような名前の大名ですが。」


ふたご1

「サルコジ大統領体制が始まったフランスですが。」


ふたご2
「はい。」

ふたご1

「そのサルコジ大統領に敗れたロワイヤル氏の所属する社会党のほうですが。」


ふたご2

「破局したりたいへんだったそうですが。」


ふたご1

「そのショックのせいで40年ぶりに影の内閣を作ったそうです。」


ふたご2
「どこの世界に失恋の後に影の内閣を作る奴がいるか。」
ふたご1

「影の内閣と言えば二大政党制のイギリスの例がよく知られていまして、政権交代画起こってもスムーズに新たな政権が作れるように野党が作る内閣です。」


ふたご2

「日本でも民主党にネクスト・キャビネットというのがありますね。」


ふたご1
「しかしなにしろ40年ぶりなのでいろいろと混乱があるようです。」
ふたご2
「40年ぶりだからなんですか。」
ふたご1

「まず副首相役が12人います。」


ふたご2

「そんなに副だけ増やしてどうしますか。」


ふたご1
「そしてオランド第一書記が来年に退任するため、その後釜を狙う人たちの対立で官人の首相や大統領対応の人が決まりません。」

ふたご2

「そんな状態なら何も無理して作ることはないだろうという気もしますが。」


ふたご1

「内閣の影にしては全く似ても似つきません。」


ふたご2

「まず頭がありませんからね。」


ふたご1

「むしろ内閣のふりをした謎の社会党型内閣体。」


ふたご2

「謎の宇宙生命体みたいな言い方をされても。」


ふたご1

「普段は内閣のようなふりをしているが、実は内閣を倒してその地位を乗っ取ってしまおうと企んでいるのです。」


ふたご2
「影の内閣の本義というのはそういうものですが。」

ふたご1

「しかし、その謎の社会党型内閣体の前に現れた新たな組織!」


ふたご2
「なんですか。」

ふたご1

「誰の目にも見えず、気配すら感じさせないが実は内閣だという、『透明内閣』!」


ふたご2

「それは元から作ってないのでは。」


ふたご1

「このほかにも真の内閣やメカの内閣や内閣2や内閣2007などが激突する『フランス政界!十五大内閣大激突!!古代内閣帝国ボナパルディヤー大復活の巻!』劇場へ急げ!」


ふたご2
「フランス政界をなんだと思っているのか。」

ふたご1

「宇宙航空研究開発機構が国際宇宙ステーションの日本人宇宙飛行士向けに『宇宙日本食』の認定を行ったそうですよ。」


ふたご2

「宇宙で日本食ですか。」


ふたご1

「赤飯や山菜おこわ、サバの味噌煮にようかん。」


ふたご2

「日本食ですねえ。」


ふたご1

「そしてラーメンにカレーライス。」


ふたご2
「まあ若干釈然とはしないものもありますがまあいいでしょう。」
ふたご1
「なにしろ国際宇宙ステーションなので、国から離れて長い間生活しなければならないわけです。故郷の味が味わいたくなることもあるわけですよ。」
ふたご2

「まあそうですね。」


ふたご1

「国際宇宙ステーションの完成まであとわずか、各国の料理の宇宙食化も着々と進められているのでしょう。」


ふたご2

「そうなんでしょうねえ。」


ふたご1

「アメリカからはハンバーガー、ロシアからはピロシキ。カナダからはメープルシロップ。」


ふたご2

「外国の食に関するイメージが貧弱ですね。」


ふたご1

「スウェーデンからはシュールストロミング、東京からはくさや、滋賀県からは鮒寿司。」


ふたご2
「宇宙ステーションの中が大変なことになりそうですよ。」

ふたご1

「そして中国も臭豆腐、韓国もホンオフェを宇宙食化しようと研究にいそしむことに。」


ふたご2

「なぜ発酵した豆腐やエイを宇宙に出そうとするか。」


ふたご1

「それはやはり地球上に置いておくと臭いですからねえ。」


ふたご2

「だからって宇宙に出すな。」


ふたご1

「ご家庭の皆様も何か斬新なものを発酵させた時は、宇宙開発関係者に相談を!」


ふたご2
「そんなことのためにフォン・ブラウンは生まれたんじゃない。」

6月29日、宇宙デパ地下で宇宙食を宇宙試食(早口言葉)。

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