「フランス人形のコルシカ島の部分が壊れてしまいました。」
「それはフランス国形ですよ。」
「マレーシアの野党指導者であるアンワル元首相が逮捕されたそうです。」
「同性愛容疑がかかっているそうです。」
「それは犯罪なんですか。」
「イスラム圏では犯罪になりますからね。」
「かつてはキリスト教圏でも犯罪でしたから。」
「そうなんですか。」
「しかしこのように、日本では考えられない犯罪です。」
「そうですねえ。」
「テレビで見るあの人もあの人も、あの人気双子評論家のO氏やP氏も逮捕されてしまうわけです。」
「意味のないイニシャルトークですね。」
「Oです。そんな罪を作るなんてバカ！」
「もういいです。」
「しかし、この事件は立証が難しいわけです。」
「まあそうですねえ。」
「逆に言えば、でっち上げというのも容易なわけです。」
「なるほど。」
「かつて同じように同性愛が罪であったナチス・ドイツでも、でっち上げの同性愛容疑で将軍が失脚させられたことがありました。」
「同じようにアンワル副首相側もでっちあげだと主張しているわけです。」
「なるほどねえ。」
「そこで、私たちも政権側がでっち上げにより野党指導者を陥れやすい犯罪を考えようじゃありませんか。」
「なぜそこでになる。」
「たとえばエコなご時勢を反映させて、家を出る時に電灯を消さなかった罪とかですね。」
「たしかに確認は難しそうですがねえ。」
「訴えられた側は、いや観葉植物に光合成させて二酸化炭素を削減していたんだと反論する余地はありますが。」
「そんな法廷闘争しているほうが無駄だと思いますが。」
「しかし検事側も裁判に出向く側も家の電気を消してきたかを問われてしまうという大逆転劇が発生するのです。」
「ドラマになりませんよそんな逆転。」
「しかし検事側も大量のホタルを飼っているのだという思いもよらない真相が。」
「だいぶどうでもいい方向に行ってますが。」
「謎が謎を呼ぶ連続不消灯事件。はたして事件の真相は、そして地球の未来は!?」
「もうすでに絶望な気もしますが。」
「富山県のトンボ飲料が場所限定のゼリー飲料を発売するそうです。」
「場所限定ですか。」
「ZOOZOOフローズンゼリーといいまして、動物園のみでの限定商品です。」
「そういった展開が。」
「これが人気になれば、このゼリー目当てに動物園に来る人も増えるのではないかということです。」
「やはりそうなるには、特別な味をつけないといけないのではないかと思います。」
「まあそうなりますかね。」
「たとえばパンダ味とかゾウ味とか。」
「いやだなあ。」
「さらに中に入ったつぶつぶのオリが動物園らしさをかもしだします。」
7月18日、動物園にエサを与えられないでください。