「マッハ老後！マッハ老後！マッハ厚労省〜♪」
「何かの皮肉になっていそうでまったくなっていませんね。」
「アメリカのブッシュ大統領ですが。」
「記者会見の時にいきなり『誰もバレンタインのことを聞かないのか』と逆質問したそうです。」
「バレンタイン？」
「千葉ロッテマリーンズの監督のバレンタインさんです。」
「かつてレンジャーズの監督をバレンタイン氏が務めていた頃、ブッシュ大統領はその共同オーナーの一人だったそうです。」
「へえ。」
「ブッシュ大統領の再選パーティに呼ばれることもあり、レンジャーズ時代はいっしょにステーキを食べる仲だとも語ったことがあるそうです。」
「そうなんですか。」
「今、ロッテのオーナーとバレンタイン監督はいっしょにガムをかむ仲なんでしょうか。」
「あんまりいっしょに食うもんじゃないですが。」
「ちなみにこれは日本のメディアに対しての記者会見だったそうです。」
「まあそうなんでしょうねえ。」
「しかし朝日新聞などでは勝手に語り出したと書かれる始末。」
「いやたしかに聞いてませんし。」
「日本のマスコミは首相に松井や亀田問題とか聞くのが趣味だから、同じように政治とまったく関係のない質問に答えようとしたブッシュ大統領の気持ちはどうなるんですか。」
「いやまあたしかによく見ますがそう言う光景。」
「そこをつっこんできたら、『バレンタインと言えば、僕の親父は昔プロレスラーのジョニー・バレンタインに中指を突き立てられたこともあるんだよ』と話に花が咲いたというのに。」
「そこから、バレンタインデーの2月14日になにか大統領が計画しているかも知れないということを読み取れるじゃないですか。」
「その頃にはブッシュさんは大統領じゃないと思いますが。」
「マスメディアにはこうした政治家の発言の裏にあるメッセージを読み取る必要があるのです。」
「あったことになってますが裏に。」
「たとえばブッシュ大統領の父親である、ブッシュ元大統領が『私はブロッコリーが嫌いだ』と発言したことがあります。」
「はあ。」
「しかし、その発言の裏には深い政治的意図が隠されていたんです。」
「そうだったんですか？」
「まずブロッコリーを考えてみましょう。」
「あんまり考えたことがないですが。」
「緑色のもわっとしたフォルム。」
「もわっと。」
「そうなんですか。」
「つまり緑色のアフロヘアが嫌いだ、つまり緑色のアフロヘアの政治家に対して私は強い不満を持っているということです。」
「そんなファンキーな髪型をした政治家いませんよ。」
「そこで緑色のアフロヘアを考えてみましょう。」
「まだ考えさせますか。」
「緑色のアフロ、それはGreen Afro です。」
「略してGAです。」
「はあ。」
「GA、つまり蛾…そして蛾は学問的には蝶々との区別はつけられていない…蝶々の政治家…つまり…」
「つまり？」
「私は町長は嫌いだ、だから町長を目指さず、大統領になったのだ！という意味だったのです！」
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