【これまでのあらすじ】 |
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どうしたね、ホームズ。 |
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ああ、あるな、それがどうしたね。 | |||
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何しろ一国を争うかもしれんこと |
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ああ、足の小指でもぶつけたかね。 |
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え? |
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え。 |
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うわあすごい歴史の偶然。 | |||
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もうだいぶ昔に滅んでるぞ。 | |||
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心配ありませんわ、首相閣下。 |
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おっと これは失礼しました、 簡単な顔の首相閣下。 |
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さあ、早く見せてくださいませ、 簡単な顔の首相閣下。 |
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うーん、これですか。 | ||
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「皇太子の身柄は我々の手の内にある。 3日の間の完全なる静寂を望む・K」 これだけか…。 たしかに我々の想像もつかない内容だが、 どう受け取っていいかもわからないなあ。 |
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そうかもしれませんが、 なんとも判断がつきませんね。 これでは次の脅迫状を待つほか ないですね…。 |
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我々ということは犯人は複数なのかね。 |
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なるほど、さすがは現場の意見だね レストレード警部。 |
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…そうかね。 | |||
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ああ、 これは最初は宮内大臣の部屋のテーブルの上に 置かれていたのだ。それをつい先ほど宮内大臣 本人が見つけたのだ。 |
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ああ、もちろんだ、 |
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アドラー卿…アイリーン・アドラー嬢… |
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なんですかな、私の娘のイギリスで ハガキ職人をしているアイリーンが どうかしましたか。 |
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そのままかあああ。 |
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あんなロンドンに行ったきり手紙の一つも よこさない娘のことはどうだっていいんです。 皇太子殿下を無事に救出することが 大切でしょうがっ! |
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うむ、皇太子殿下が誘拐されてから、 |
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いや…いないはずだ… |
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ヴィルヘルム・ゴッツライヒ・ |
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ホームズさん、私はあなたが優秀な探偵であると 聞いておる。あのブレディネック事件を解決したと いうのもな。今度の事件は我々にとってはあまりにも 複雑怪奇ではあるが、あなたにはもう、事件の あらましがわかっておるのではないですかな? |
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やっぱり国境を越えると情報ってのは |
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以前、誰も開けられなかった |
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ホームズさん。 |
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ホームズさん! |
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ホームズ!
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宝田さん!
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うわあ。 |