ふたご1

「笹野はさらさら、お星様はきらきら、ではもつ鍋は?」


ふたご2

「ニラニラという前に、モツの存在に思いをはせてください。」


ふたご1

「イギリスの大衆紙ニューズ・オブ・ザ・ワールドが、政治家や芸能人の電話を盗聴していたという疑惑が持ち上がって大騒ぎになっているそうです。」


ふたご2
「さすが007の国ですねえ。」

ふたご1

「その数なんと数千人だそうです。」


ふたご2

「大規模ですねえ。」


ふたご1

「これだけ大規模になってくると、他の疑惑も持ち上がってきますね。」


ふたご2
「他の新聞も盗聴しているとかですか。」
ふたご1

「いえ、他の産業も。」


ふたご2

「なんで他の産業が。」


ふたご1

「たとえばテレビコマーシャルです。」


ふたご2

「そんなところが?」


ふたご1

「たとえば深夜、小腹が空いた時にピザ屋やお菓子のCMが流れるでしょう。」


ふたご2

「はあ。」


ふたご1

「あれはきっと、人々が小腹が空いたという発言をするのを盗聴して、CMを流しているのに違いないのです。」


ふたご2

「いちいち各家庭を盗聴しないとわからないことじゃないでしょう。」


ふたご1

「そして盗聴はこれだけではありません。」


ふたご2

「なんですか。」


ふたご1

「その、コマーシャル会社のコマーシャル操作室で、ピザCM増加ボタンを押された音もまた、盗聴されているのです。」


ふたご2

「どういう構造なんだコマーシャル会社。」


ふたご1

「スイッチが押された音を聞いたピザ会社は、全支店に指令を出し、ピザ生地をぐるんぐるん回して注文増加にそなえるのです。」


ふたご2

「経験則でわかるとおもいますが。」

ふたご1

「しかし、このピザ生地がぐるんぐるんまわる音もまた盗聴されているのです。」


ふたご2

「どこですかもう。」


ふたご1

「近所のUFO研究者がこの音を察知し、この時間にUFOらしきものを見ても、ピザ生地である可能性が高いことに気がつき、観察を断念するわけです。」


ふたご2

「どこを観察してるのか。」


ふたご1

「さらにUFO研究者が観察用具をしまう音を盗聴した近所のおでん屋がUFOちくわの準備を取りやめ。」


ふたご2

「UFO研究家だけが食べるUFOちくわの存在を当たり前のようにして進めるな。」


ふたご1

「この様子を盗聴した盗聴会社も、我が社もまだまだ安泰だとほっと胸をなで下ろせるわけです。」


ふたご2

「全般的に何を言っているのだね。」


ふたご1

「 新エネルギー・産業技術総合開発機構が、新たな排水対策の方法を開発したそうです。」


ふたご2

「なんですか。」


ふたご1

「微生物の働きによって、排水中の油を分解するのです。」


ふたご2

「なるほど。」


ふたご1

「これを料理店の厨房に設置すれば、排水がきれいになり、環境にもいいです。」


ふたご2

「なるほどいいですねえ。」


ふたご1

「しかしですね、油だけではいけないのです。」


ふたご2

「まあそうですね。」


ふたご1

「中華料理屋の排水にはニラの汁、ニンニクのかけら、小麦粉の皮なども含まれます。」


ふたご2

「主に餃子ですねそれは。」


ふたご1

「フランス料理店では赤ワイン、ポロネギのかけら、ヤツメウナギの体液等の排水もあるでしょう。」


ふたご2
「主にLamproie aux Poireauxですねそれは。」

ふたご1

「これらの物質も効率的に分解できる微生物がいれば、より排水はきれいになるでしょう。」


ふたご2

「まあそうですね。」


ふたご1

「ですから将来的には店ごとに違った微生物キットが販売されるようになるでしょう。」


ふたご2

「なるほど。」


ふたご1

「これで中華料理店の方も、フランス料理店の方も、ケチャップ寿司店の方も安心ですね。」


ふたご2
「3番目は経営状態を見直すと安心していられないと思いますが。」

7月10日、ケチャップ刺身店も大喜び

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