ふたご1

「夏休みと言えば、やっぱりごろ寝!続きは、ウエブで。」


ふたご2

「どんなごろ寝情報がウエブにはあるんだ。」


ふたご1

「イギリスのサセックス大学で、猫の鳴き声に関する研究が発表されたそうです。」


ふたご2
「鳴き声ですか。」

ふたご1

「猫はゴロゴロと鳴きますが、そのゴロゴロをよく調べてみると、『おねだり』と『非おねだり』の2種類があるということです。」


ふたご2

「おねだり?」


ふたご1

「つまりおねだりゴロゴロによって、エサなどを人間からもらえるのです。」


ふたご2
「はあ。」
ふたご1

「そしておねだりゴロゴロを聞いた飼い主はついついエサをあたえてしまうのです。」


ふたご2

「そうなんですか。」


ふたご1

「おねだりゴロゴロの高い声は、飼い主に対する訴求力も高いということだそうです。」


ふたご2

「へえ。」


ふたご1

「つまり猫は鳴き声によって人を捜査できると言うことなのです。」


ふたご2

「なるほど。」


ふたご1

「我々のまわりにいる動物も、鳴き声によって我々人類を操作しているのかもしれません。」


ふたご2

「そうなんですか。」


ふたご1

「たとえばカラスです。」


ふたご2

「カラスですか。」


ふたご1

「彼らが夕方頃に鳴くことにより、人間達はついつい帰宅してしまうのです。」


ふたご2

「それは単に夕方だからでは。」


ふたご1

「ほかにも、カエルが鳴いてしばらくたつと、人間はついつい傘をさしてしまいます。」


ふたご2

「その間に雨が降ったからです。」

ふたご1

「このように、我々人間の生活はかなりの部分を動物に支配されているのです。」


ふたご2

「もっと主体性を持って行動していると思いますが。」


ふたご1

「ですから、逆に人間も声によって動物を支配できるかもしれません。」


ふたご2

「そうなんですか。」


ふたご1

「犬に対する『お手』、『おすわり』などがありますが、これは条件反射を利用したものですので違います。」


ふたご2

「まあそうですね。」


ふたご1

「もっと初対面の犬でも、猿でも、コビトカバでも操れる声があると思います。」


ふたご2

「そうなんですか。」


ふたご1

「たとえば、160デシベル以上の声を出せば、動物が驚く公算が高いです。」


ふたご2

「そりゃでっかい声を出されたら驚きます。」


ふたご1

「あと、2デシベル以下の声を出されたら『え?』と聞き返すでしょう。」


ふたご2

「それは人間だけです。」


ふたご1

「この聞き返した時点で大きな声を出せば、あらゆる動物があなたの前に跪くでしょう。」


ふたご2

「その後食われてしまえ。」


ふたご1

「そんな動物ですが。」


ふたご2

「なんですか。」


ふたご1

「アメリカでペット専門の航空会社、『ペット・エアウェイズ』社が設立されたそうです。」


ふたご2

「だいぶニッチな産業ですねえ。」


ふたご1

「これまでペットは貨物扱いで運ばれていたので、ちゃんとペット扱いで運ばれるという点が飼い主の方にうけているそうです。」


ふたご2
「意外と需要があるんですね。」

ふたご1

「搭乗中は客室乗務員が見回り、トランジットではお風呂のサービスなど至れり尽くせり。。」


ふたご2

「ぜいたくですねえ。」


ふたご1

「ただ、ひとつだけ問題があるのですが。」


ふたご2

「なんですか。」


ふたご1

「お客様の中に、お医者様がいない可能性が非常に高いということです。」


ふたご2
「いたとしても治療を受けるのは勇気がいります。」

7月17日、コビトカバのお客様はいらっしゃいます。


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