まめぎもんスペシャル

まめあたま
2009年1月24日分
このコーナーは皆様から寄せられた科学的な質問に科学的にあくまで真摯に答えるコーナーです。

これまでのまめぎもんスペシャル

2008年7月26日分
2008年5月2日分

2007年6月9日分
2007年7月14日分
2007年9月8日分
2007年12月29日分

しつもん
普段使用する洗面所やふろなどで、水をためてから流すと、渦が発生し音がします。水かさが多いほど細い渦で、高い音できゅうぅーーっていいます。なぜ、音がするのでしょうか?
あいうえおさんのご質問

回答
これは水に限った話ではなく、空気などでも起こります。風船の口から勢いよく空気を出せば、音がしますし、笛などもこの原理を利用したものです。つまり、何かから外に出れば音がするのです。
なぜ、音がするのか。それは水や空気の気持ちになってみればわかります。 洗面台という空間から、排水パイプへの旅立ちです。狭く閉鎖された世界から、広大な下水道の世界への旅立ち…はたしてどんな冒険やパイプが待っているのか、その不安と期待を、大きく張り上げた声で表現するのです。「きゅううーっ」と…。


しつもん
暗い所で本を読むと、どうして目が悪くなるのですか?
ダニエルさんのご質問

回答
これは近年の研究では否定されています。
暗いところで本を読んでも視力には影響がないというのです。では、なぜこのような伝説が生まれたのでしょうか。
諸説はありますが、昔、影の権力者は暗いところにいました。暗闇で顔を半分かくして神秘性をアピールしたものです。しかし、影の権力者といえども、権力を振るうためには人材を配置しなければなりません。影の権力者は適材適所に人材を置こうとするのですが、採用されなかった人物からは不満が必ずでるのです。
そのため、『暗いところにいる人は、人物を見る目がない』という言い方が影の権力者周辺に広まります。影の権力者は存在を消しているはずですが、なぜだかみんな情報は知っているものです。その情報がもれ伝わるうちに『暗いところにいる人は目がない』→『暗いところにいると目が悪くなる』と変化したのだと言われています。スコットランドの一部では『暗いところで本を読んでいると、目が大好物になる』という言い方がありますが、これは『暗いところにいる人は、人物を見る目がない』の言い方が微妙に変化したものです。

しつもん
二人で並んで立ち、鏡の中の相手の目を見ると
目が合ってしまうのはどうしてですか?

ゆきさんのご質問

回答
これを考えるためには、鏡の特性を把握する必要があります。
鏡というのは光を反射するものです。光の反射において、光が入ってくる角度(入射角)と反射される角度(反射角)は同じです。
つまり、相手の目の映像が鏡で反射されてあなたの目にとどく光の流れと、あなたの目の映像が鏡で反射されて相手の目にとどく光の流れは、同じ軌跡を描いているのです。ですから目が合うのは当然です。
そう、同じ軌跡を描く、同じ行動をしてきたふたり…見つめ合う運命にあるのが、当然だったのです…

しつもん
引力とは物が引き寄せる力とはわかっているのですが、
その力はどこから発生しているのかがわかりません。どこから発生しているのでしょうか。

笹往時さんのご質問

回答
引力というのは、すべての物が持っている引き寄せる力です。たとえば地球に引力があるのは有名です。しかし、地球にひかれて落ちるリンゴにも引力はあるのです。ただ、地球の引力があまりにも大きいため、リンゴの引力は無視されてしまうのです。このままではいけない、いつか引力で地球に勝ってやる!そう思う意志の力から引力は生まれるのです。

しつもん
線香が炎を出して燃えている時は煙があまり出ないのに、炎が消えるとどうして煙がたくさん出るのですか?
河野宗俊さんのご質問

回答
まず、線香の煙が何なのか考えてみましょう。線香の煙には、熱によって生まれたガスや水蒸気が目に見える形となったものです。炎があがるほどの強い燃焼のもとでは、これらのガスは燃焼してしまいます。ですから、炎があがっている時は煙が少ないのです。ただし、線香屋さんの火事の場合はそのような説明ではおさまりませんので、早く消防車を呼んでください。

しつもん
質量0.5kgのおもりを十分長い糸でつるし、これを机の端に固定したモーターの軸に滑らないように結んだ。
このモーターに電池を接続した。おもりが一定の速さで引き上げられているとき、モーターに流れる電流とモーターに流れる電流とモーターに加わる電圧の測定値はそれぞれ0.7A,1.4Vだった。
電池から取り出された電気エネルギーの70%がおもりを引き上げる仕事に使われたとすると、3秒間でおもりは何m引き上げられたか。
重力加速度を9.8とし、おもりの運動エネルギーは無視する。

qさんのご質問

回答
十分な長さのひもというのがよくわかりません。私にとって必要なひもと、あなたにとって必要なひも、おもりにとって必要なひもは全く違うでしょう。
もしおもりが贅沢好きなら、ひもは金になり、重量も増えて大変なことになるでしょう。こだわりのウラン製だったら大変です。とにかくひものことを考えてから問題を出し直してください。


コロ助の科学質問箱HOMEへ
SAKANAFISHホームへ